理想のフードの選び方

さて、タンパク質割合の高いペットフードが猫に理想的であるといっても、毎回探すのは簡単でないでしょう。ひとつの種類に絞って与えている場合でも、お気に入りを見つけるまでに煩わしさを感じてしまうかもしれません。パッケージの目立つ位置にタンパク質量のパーセンテージが書いてあるケースはそうそうありません。そこでおすすめしたいのが、タンパク質でなく、炭水化物量の表記を確認する方法です。

キャットフードにおける添加物は、多くが穀類です。そのため、この穀類が抑えられている餌を選べば、自然にタンパク質量の多いキャットフードが見つけられやすいということです。この穀類の割合については、パッケージ前面で紹介されているものも少なくありません。

「グレインフリー」、もしくは「ノーグレイン」と書かれたキャットフードを探してみてください。グレインとは、ずばり穀物を表す言葉です。なぜこのような表記が見られるかといえば、それは穀物が猫に負担を与える場合もある成分だからです。特にアレルギーは問題視されており、こだわってこれら商品を選ぶ愛猫家も少なくありません。そしてそんな表記を、ぜひタンパク質割合にこだわる場合でも応用してみてください。元来猫が好む素材でもあるため、食いつきの向上にも期待が持てます。

猫とタンパク質の関係

猫の食事にタンパク質が重要である理由、それは何を隠そう、肉食動物に分類されるためです。現代でこそ、ペットとしておなじみの動物になっており、肉のほか、獣医学的に研究され尽くしたあらゆる成分が混ぜ合わされたペットフードが定番となっていますが、そもそもは自分で狩りをしていました。主に小動物を狩って食べており、まさに肉中心の生活といったところでしょう。

世界的な飼料の検査協会においても、猫の餌においてタンパク質は26%以上が欠かせないと発表されています。これは日本のペットフード業界にも広がっている考え方であり、タンパク質に重きを置いた製品が多く見られます。また近年では、かつて野生であった頃の食生活を考えれば、この26%でもなお足りないとさえいわれはじめています。それほどに、猫の食事を考える上でタンパク質は欠かせないのです。

ですがこの場合、飼い主にとっては少しデメリットも感じられてしまいます。良質なタンパク質割合が高まると、価格も高くなりやすくなるためです。人間同様、猫も食事は毎日欠かせません。日々用意する必要がある存在なだけに、予算面とも照らし合わせながら無理なく選ぶことも重要となってくるでしょう。

猫のペットフード

人間が食事メニューを考えるとき、どのような点を重視するでしょうか。多くの場合は、好みや栄養、ボリュームかと思われます。その他、仕事やスポーツに合わせて調整したエネルギー量のもの、ダイエットを目的にした控えめの内容など、さまざまです。ですがペットとして飼育している猫は、自分でメニューを考えることができません。野生であれば、できる限り好きなものを選ぶかもしれませんが、ペットともなれば飼い主から与えられるものがすべてです。好みから栄養、量、そして健康状態に合わせた内容など、すべて調節してあげなければなりません。

では、猫の食事を考える上で重視する点とは、どのような部分になってくるのでしょうか。それは、ずばり、タンパク質といえるでしょう。タンパク質は、主に肉や魚、大豆などに含まれる栄養素です。筋肉を作る素となる存在であるため、健康的な体づくりに欠かせません。そしてこれは、猫の場合特に重要となってきます。

今回特集したのは、そんな猫とタンパク質の関係性です。重要であるだけに、餌選びについてもタンパク質割合の高いものを選ぶことが理想的になってきます。ではいったい、猫にとってタンパク質はどのように作用しているのでしょうか。詳しい理由もしっかり理解することで、より理想的な与え方に繋げられます。愛猫家にとって、猫の元気な姿は何よりの喜びでしょう。まずはペットフードにスポットを当てて、内側からサポートしてあげてみてください。